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ドリ車の選び方 ーFR車を選ぶべし!

これからドリフトを楽しみたい!という人にはどのような車がオススメなのでしょうか?
極論を言うと、どんな車であってもドリフトさせることは不可能ではありません。
もちろん、自分が好きな車を選んだほうが乗っていて楽しいですし、愛着もわきますので、そのような観点で選ぶのもアリでしょう。

ただ、ドリフトに不向きな車を買ってしまうと、簡単にドリフトさせることができず挫折してしまうかもしれません。。

まずは、ドリフトを覚えるための車と割りきって、効果でなくても良いのでドリフトしやすく、乗り潰せるような練習用の車を手に入れることをD1メディアではオススメしています。

では、練習用のドリ車としてオススメのベース車はどんな車でしょうか?

 

FR車を選ぶべし!

 

まず、ドリフトを楽しみたいなら、FR車と言われる後輪駆動車がベストです。

・FR(フロントエンジン・リアドライブ)
FR車というのはF(フロントエンジン)R(リアドライブ)の略で、前にエンジンがあり、エンジンの力を後輪に伝えて、後ろのタイヤが回る車のことですね。

どのような駆動方式でも、慣性やサイドブレーキロックなどを使うことでリアをすべらせることは可能ですが、ドリフト状態を維持するためにはリアタイヤをパワーで空転させて、ドリフト状態を維持することが容易なFR車をオススメします。

フロントにエンジンがあるため、スピン状態に入った時の車のバランスも取りやすく、なによりアクセルワークによりスライド状態をコントロールする楽しさが味わえます。

その他にも、車の駆動方式には以下のようなタイプがあります。

 

・FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
現在の国産車の殆どがこの形になっているかと思います。
サイドブレーキやタックインなどを使うことにより、テールスライドさせることはできますが、後輪駆動のようにアクセルでタイヤを空転させ、その状態を維持させることができませんのでドリフトは非常にやりづらいです。

 

・MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)
・RR(リアエンジン・リアドライブ)
ポルシェやランボルギーニなど、スーパースポーツカーに多く採用されている駆動方式です。
エンジンがシートの後ろにあり、車体の重心点が真ん中付近にあるため、非常にクイックでスポーティーな動きが楽しめますが、その分、扱いが難しい特性を持ちます。

後輪駆動のため、アクセルワークでドリフト状態を維持させることはできますが、角度をつけたドリフトをしようとすると、スピンしやすいため注意が必要です。

 

・4WD(4ホイールドライブ)
4つのタイヤを駆動する4輪駆動車は、昔はオフロードに強い、というイメージがありましたが、 最近は電子制御により状況によって適切に前輪と後輪の駆動力を配分することができるようになりその限界性能の高さからスポーツカーにも多く用いられるようになってきました。

有名な所ではニッサンGTRやスバルインプレッサ、三菱ランサーエボリューションなどがあります。
ただ、限界性能が高いということはその分、滑らせづらい、ということ。
後輪が滑っても前へ前へと進もうとする力が働くため、角度をつけたドリフトには不向きと言えるでしょう。
D1グランプリにもGTRやインプレッサなどで参戦している選手もいますが、その殆どは前輪のドライブシャフト(エンジンの駆動力を伝えるシャフト)を取り外してFR化してしまっている車が多いです。

 

では、FR車であればどのような車でも良いのでしょうか?
ドリフト練習に向いたFR車の選び方のポイントについてはこちらのページでご紹介しております。



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